八百屋


今日は近所の八百屋を紹介したいと思います。野菜はアパートから歩いて5分ほどのマーケットで買っています。大きな市場ではなく、こじんまりとしていてご近所の人たちが利用しています。こちらの人々はいわゆるスーパーマーケットで食材を買うことはまれで、たいてい写真のような八百屋に行きます。売っている野菜はどこも似たような感じで、今の季節はトマト、なすび、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、きゅうり、パプリカ、果物はぶどう、リンゴ、柿、桃、ざくろ等が売られています。週末の午前中は八百屋に行くのが日課になりました。地方やティラナ郊外から野菜を運んできて、おじさんやおばさんが野良犬たちの横で売っています。

実際のところは知りませんが、野菜が虫食いだらけなことと、買ってきてしばらく置いておくと腐る早さから察するに、栽培にあまり農薬が使われてないような気がします。また、形がいびつなことから肥料も日本のものとは違う気がします。実際アルバニアに来た当初、同僚のアルバニア人の女性から「野菜はしっかりしっかり洗ったほうがいいよ。「原始的な」肥料を使っているから。」と言われました。原始的な肥料。野菜を買ってくるたびに彼女の言葉を思い出し、ごしごし洗っています。

ビニールハウス栽培も一般的ではないため、こちらへ来て旬というものの濃淡に初めて気付きました。トマトの季節は終わり、夏場の最安値で1キロ30レク(30円)だったのが今の時点で80レク(80円)に値上がりしています。冬になると120レクあたりまで達するそうです。

コメント

  1. ともこさん。笑わせていただきました!!いいなぁいいなぁ。トマトが安くて…今こちらじゃ1個130円くらいするそうで、全くトマトのない生活で淋しいです…

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  2. 笑ってくださりありがとうございます(笑)。またアルバニアが懐かしくなったらコメント付きでのぞいてください。

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