選挙とか
5月8日はアルバニアで地方選挙がありました。確か、8日だったはず。開票から一週間以上経ちましたがティラナ市の結果がまだ出ていません。接戦らしいけど、集計にのんびりした感じが想像できます。ティラナ市の現職は野党の党首でもあります。アルバニアでは市長が交代すると市役所の職員も入れ代わります。市長の政党に率いられた職員に代わり、今までの職員は一定の期間失業手当をもらいながら職探しが待っています。ここでの就職にはコネと分厚い封筒がものをいうらしく、そのために何年もかかって貯金するケースもある反面、政権がかわれば元いたコネ主もいなくなります。なので、この四年に一度の選挙は大きな関心を集めているところ。二大政党は民主党と社会党で、公職選挙法もあるのかないのか、街では若者にお金を渡して政党の旗のついた車を乗り回させたり、他にも色んな宣伝の方法を使ってます。腐敗は根の深い問題で、コネにも政治にも遠い多くの庶民はどちらに転んでも多くを期待していないみたいです。それがまた頭脳流出にもつながり出られる人は出て行ってしまうという悪循環。
家や車の中など、プライベートな空間で親しい人と政治を話題にすることはあっても、他人が集まる場では口を閉ざしてしまいます。誰が聞いているかわかりません。家に帰って「市場にポテトがない」と言っただけで、国民を食べさせていない体制への批判とみなされ、連れて行かれる時代は過ぎたけど、まだまだ当時の記憶は鮮明で、市民参加や開かれた行政なんてものは遠い存在なのでしょうか?
家や車の中など、プライベートな空間で親しい人と政治を話題にすることはあっても、他人が集まる場では口を閉ざしてしまいます。誰が聞いているかわかりません。家に帰って「市場にポテトがない」と言っただけで、国民を食べさせていない体制への批判とみなされ、連れて行かれる時代は過ぎたけど、まだまだ当時の記憶は鮮明で、市民参加や開かれた行政なんてものは遠い存在なのでしょうか?
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